酒粕は料理によく使われます。我が家でよく使うのは、酒粕で漬物を作ります。酒粕を利用して漬物をつけますが、その漬物を粕漬けと言っています。これは我が家だけではなく一般的な呼び方です。粕漬けはあらゆる物といっても大げさではないくらいなんでも美味しくなります。例えば鮭です。鮭を粕床につけておくと、つける前の鮭とは全く別物と言っていいほどの味になります。魚もそうですが、野菜も美味しくなります。大根や人参セロリなどとても美味しくなります。酒粕はもともと日本酒を作った搾りかすです。日本酒を作る過程で様々な発酵を遂げてきて、酒粕にその酵母などが生きていますので、その力で魚や野菜に旨味をもたらしてくれます。酒粕につけるときは、酒粕だけではなく調味料を足して使います。酒粕にはお砂糖と塩は最低限足します。それとお好みで、味噌や酒を足していきます。この辺は本当に趣味の世界と言いますか好みとなってき来ますので、正解というものはありません。

自分の好きなように作っていくだけです。酒粕は酒粕の他にも甘酒など、様々なレシピで楽しむことができます。また酒粕を大量にもらったときなど保管に頭を悩ませますがそんな必要はありません。酒粕は常温においても腐ることはありません。熟成して色が濃くなっていきます。それと同時に味にコクが出てきます。私の好みでは少し色がついたくらいがちょうど美味しいと感じるくらいです。